原発事故関連の半減期&崩壊後物質

11月 19th, 2011

ざっとですが、まとめてみました。半減期も問題なのですが、「半減期の後何になるか」も実は大問題なんですよね。十分ではありませんが、ご参考になれば・・・

ヨウ素131 8.02日 →無害の安定同位体キセノン131
キセノン133 5日 →セシウム133(安定)
セシウム134 約2年 →キセノン134(安定)
セシウム137 約30年 →バリウム137m(約3分)→バリウム137(安定)
             バリウム137(安定)
ストロンチウム90 約30年 →イットリウム90(64時間)(かなり危険)→ジルコニウム90(安定)

テルル129m 約34日→ヨウ素129(1600万年)
銀110m 約250日 → カドミウム110(安定)
             銀110(約25日)→カドミウム110

テルル129mが変化するヨウ素129は1600万年が半減期、と非常に厄介な放射性物質で、これも発がん性があるそうです。しかし、ヨウ素129は、農産物の測定項目には入っていなかったような(ヨウ素131とは仲間ですが、別ものです)。テルル129mは少ない前提のようですが・・・土壌についてヨウ素129もポイントは少なめでも良いので念のため調べておいた方がいいんじゃないかと思うんですけどね。

「放射性物質を検査して大丈夫」とあっても、「どの物質を調べたか」という問題が実は抜きがたくあります。調べていない物質については、あるともないとも言えないわけで。例えば上記でテルル129mがないとしても、それは既にヨウ素129に変わって存在しているかもしれません(テルル129mは早く消えるがヨウ素129はずっと残る)。あくまで「例えば」の話ですが。

こういう辺りがもう少しきちんと整理してあってもいいのになあ、と思った次第。まあ、「怖いから何も食べません」というわけにも行きませんから、「そんなデータあってもなくても一緒だ」という意見もあるかもしれません。

参考リンク
専門的ですが、放射線診療への不安にお答えしますというサイトに、原発事故関連の銀110mと食品にまつわる情報が出ています。
食品中の放射性銀について教えて下さい

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